・眼鏡のずれ対策


遠視のレンズは凸レンズで、度が上がれば上がるほど重くなってしまうのがつらいですね。「かわいい」「軽い」と「安定」「ずれない」を同時に求めるのはとても難しく、華奢なフレームであるほど、レンズの重みに耐えきれず鼻眼鏡になってしまいます。でも、眼鏡は顔のサイズ、焦点距離などを計算した上で、焦点がピタッと合うように作られているはずです。つまり、ずれてしまうと矯正の役に立たないのです。ずれない工夫をしたいですね。

基本その1
あたりまえのことですが、ずれない眼鏡を作りましょう。眼鏡を選ぶ段階で出来る工夫がたくさんあります。まず、顔にピッタリ合ったサイズのものを選ぶことはもちろんですが、細部にもこだわってみましょう。

モダンを選ぶ
眼鏡の耳にかける部分は「モダン」と呼ばれますが、それにもいくつか種類があります。普通のモダン「半掛け型」、カクンカクンと耳の形に沿うように曲がっている「2段折れ型」、そして耳にくるんと巻き付く形になった「ケーブル型」です。子供には普通のモダンより、「2段折れ型」または「ケーブル型」が安定するようです。ケーブル型は、外す時に余計な力が加わりフレームに歪みが生じやすいことや、衝撃が加わったときに外れにくいことなども考えられますが、眼鏡をかける理由もよく理解できず、自分で勝手に外そうとしてしまう幼児にはケーブル型の方が良いかもしれません。お子さんに合わせて選びましょう。メーカーによって、モダンの種類を選べるようになっているので、どのタイプがよいか、色々試してみることをお勧めします。

「二段折れ型」 「ケーブル型」


パッドを選ぶ
鼻にあたる部分を「パッド」と言いますが、これも案外あなどれません。もともとデフォルトでついているのは、大抵プラスチックのものですが、これをシリコン製のものに換えるだけでも違います。真ん中がつながったタイプのツインパッド(Twin Pad)もあり、こちらに換えると更に安定するようです。また、もともとフレームとパッドが一体になったタイプの眼鏡もあります。


「フレーム一体型」 「ツインパッド」


基本その2
こまめに調整に行きましょう。子供の眼鏡の扱いは、思いのほか乱暴ですよね。片手でグイっと外してしまったり、気がついたら眼鏡のまま眠ってしまってたり。どうしても眼鏡が広がってしまったり、ゆがんでしまったりしてしまいます。可能なかぎり、こまめに眼鏡屋さんに足を運んで、調整してもらいましょう。眼鏡屋さんと、仲良くなってしまいましょう(^ ^)

基本その3
とは言っても、実際毎週調節してもらいに行くというのも、難しいことが多いと思います。(眼鏡屋さんのおうちに産まれた子供さんは、幸せですね。)調節に行くまでずれが気になる、また遠視の度が非常に強く、どれだけ調節してもすぐにずれてしまうようなら、ずれ防止グッズを使ってみましょう。シリコンゴムで出来たメガロックや、スポーツバンドなどが店頭で売られています。ただスポーツバンドは、衝撃があった時にも外れにくいことから危険も予想されることを、考慮に入れる必要があります。「ずれない」と「はずれない」は紙一重ですね。


メガロック
・メガロック
メガロックは他に長いタイプもあります。こちらで紹介されていますのでご覧下さい