(1999.10.27) あんなに順調にいっていたアイパッチが、突然暗礁に乗り上げた。このごろのなるなるは、アイパッチ拒否の姿勢をひたすらつらぬいている。
このままだったら3時間だって楽勝〜!と浮かれてたころがウソのようだ。
ダンボからピノキオ、乗り物シリーズにトーマスと、次から次へとせっせとビデオを借りてくるんだけれど、10分ぐらいは見てくれても、「Patch eye, no・・・」と言ってすぐにはずしてしまう。「ビデオ見たい」よりも「パッチやだ」の方がぐーーんと勢力拡大したようだ。「パッチしないなら、ビデオ消すからねっ!」とこちらも強い態度でビデオを消すんだけど、いいもーーんといった態度なのだ。くうーー。
そのかわり、SeesawCのCDロムを一度パッチなしでやらせてみたら、その面白さがわかったようで、こちらはやるようになった。だけれど視力の訓練にはいいけど目には悪そうなので、20分と決めている。左目だけで20分、そしてあと10分か15分ぐらいは、パッチをはずしてやらせてあげている。時計の針の動きが最近わかるようになったので、「この針が、6まで来たらパッチを取ろうね」と言うと、それまではなんとかパッチをしてくれるようになった。
というわけで、今のところ一日わずか20分と、大幅に時間が短縮されてしまった。ああ、復活なるのだろうか・・・
ところでこの間ものすごくドキッとすることがあった。
なるなるがドアのノブで遊んでいた時のこと。ノブまであと5cmという近さまで顔を近づけて、カチャカチャしていたのだけど、フッとなるなるの顔を見ると、右目は内側に寄せて見ていたのだけれど、左目はまっすぐ前に向けたまま、全く何も見ていなかった。そう、ホントに何も見てません、という目だったのだ。まるで水晶玉か何かのように。「見えない方の目を無視して物を見る」という姿を初めて目の当たりにして、私は少しうろたえてしまった。今までは、意識してなるなるの目を観察したことがなかったので、全然気がつかなかったけど、今までもなるなるはあんな表情をしていたのだろうか。それからよく観察してみると、なるなるはホントに頻繁に左目をこすったり、閉じたりしている。そろそろ薬は切れてるはずなので、薬のせいだとは思えなくなってきた。かなり悪い、という印象を受ける。この間、はじめてなるなると同じ不同視弱視だという人と会ったのだけれど(なんと友達の1人がそうだった。しかも同じ遠視と乱視。)その人はそんなことはなかったと言っていた。「私はわりと(度の)軽い方の弱視だから・・・」と言っていたけど、ってことはなるなるは軽く「ナイ」弱視なんだろうか。
ちなみにその友人は、小学校高学年で夜塾に通うようになったとき、教科書の漢字が読み取れないことに気がついて、親がこれはおかしいということで眼科に連れていって弱視がわかったらしい。(本人は、みんな夜になるとそうなるんだと思ってたんだそうだ。)今でも夜は本が読めないと言っていた。10分もすると頭痛がするんだそうだ。試験勉強や受験の時は、夜全く勉強が出来なかったので、朝早く起きて勉強していたらしい。「せっかく早くにわかったんだから、キチンとなおしてあげたほうがいいよ。ホントに頭がイタクなるんだから。ダンナはそんなことわかっちゃくれないから夜にボタンつけろだの・・・」と後半にグチが入りつつも、真剣にアドバイスしてくれた。
なんだかそう思うとよけいにアイパッチをしっかりやらなければと思うんだけれど、こればっかりは本人がやってくれないことにはどうしようもないもんだから困ってしまう。イヤがるのを無理にさせてもよけいにアイパッチに悪い印象しか持たなくなってしまうし・・・。「楽しく遊べるアイパッチ♪アイパッチをしてビデオを見よう〜」というノリで進めていきたかったのだけど・・・。あーあ、うまくいかないものだ。